顆粒膜細胞について② (排卵レースと顆粒膜細胞)

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コラム

顆粒膜細胞について② (排卵レースと顆粒膜細胞)

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2022年7月28日

顆粒膜細胞とは何なのか、その理解のためには、
卵巣の中で起きている毎月おこなわれている
排卵レースの理解が大切だと思います。

FSH (卵胞刺激ホルモン)によって、100個ほどの原始卵胞が目覚め、
排卵レースのエントリーに向けて準備を開始します。
これはマラソンレースに例えるとわかりやすいと思います。

生理開始直後から、このレースにエントリーした卵胞は、
一斉にスタートしますが、マラソン同様しばらくすると、先頭集団が形成されます。
先頭集団からドロップアウトした卵胞は自然消滅していきます。

先頭集団の卵胞は日増しにその大きさが増し、
同時に卵胞の中に顆粒膜細胞が、日をおうごとに急激に増加していきます。

そしてこの顆粒膜細胞から放出されるホルモンが、
女性ホルモンの1つエストロゲンなわけです。

顆粒膜細胞は、卵子を守るお供のような細胞であると同時に、
エストロゲンいう女性の美の源ホルモンを分泌する細胞なのです。

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著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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