不妊治療に進む前の“ベースキャンプ”という考え方 - 東京の不妊治療

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コラム

不妊治療に進む前の“ベースキャンプ”という考え方

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2022年7月22日

私が20年以上運営している「不妊ルーム」のモットーは、

「不妊治療だけが妊娠に至る道ではない」ということです。

そして「不妊ルーム」を、自然妊娠と不妊治療の間の

ベースキャンプと位置づけました。

そうした考え方はとてもうまくいっていると思います。

なぜなら、このベースキャンプで妊娠される方がたくさんいるからです。

 

妊活においては、「ベースキャンプ」という考え方が

とても大切になってきます。

ベースキャンプとは登山等でよく用いられる言葉ですね。

高い山の頂上にアタックする場合、いきなり頂上を目指すのではなく、

麓と頂上の間にベースキャンプがあります。

ここで人々は、体調を整え天候を伺いながら、

チャンスを見つけて頂上にアタックするわけです。

 

これと同じように、妊活においてもベースキャンプを

持っておくことはとても大切です。

なぜなら例えば不妊治療にエントリーしてしまうと、

不妊治療の延長線上にしか妊娠がありえないような

思い込みが生じてしまうのです。

ベースキャンプ思考がないと、医療に流されるままになってしまいます。

 

自分たちで妊活に取り組んでいたカップルが、

「不妊ルーム」に来ることは、ステップアップになります。

その一方で、不妊治療を受けていた方が、

「不妊ルーム」でフォローアップすれば、ステップダウンです。

妊活は、ステップアップの一本道ではありません。

 

特に今日のように、不妊治療を開始から、

体外受精までの助走期間が極端に短くなっている現実を考えれば、

なおのことベースキャンプという考え方は大切だと思います。

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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