本を書く100の理由 その(8):通院者の声を伝えたい - 東京の不妊治療

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コラム

本を書く100の理由 その(8):通院者の声を伝えたい

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2022年7月12日

今回の本を書きたいと思った理由の1つは、

当院に通院されている方、あるいは通院されていたOGの方々から、

「先生、私たちの想いを後に続く人たちに伝えて下さい」

「私が経験した辛い思いをこれからの人たちにさせないでください」

といった声がたくさん寄せられているからです。

 

「不妊ルーム」は開設以来、自然妊娠と不妊治療の間に位置する

ベースキャンプと言う位置づけで妊娠にアプローチしてきました。

不妊治療に長く通院されて、辛い思いをされた方は、

当院での考え方を伝えると

「何もかも今まで聞いてきたことと違います」

「まるで正反対ですね」などと言われます。

 

不妊治療は多くの場合、大変なストレス、

時間的、金銭的な負担を伴いますから、

どうしても後ろ向きな気持ちになってしまいます。

そして、そうした気持ちが妊娠を遠ざけてしまう

という皮肉な悪循環になるわけです。

 

登山だって北壁から登れば大変ハードでも、

南側に回ると案外ピクニック感覚で、

頂上に登れてしまうなんてことはあるのではないでしょうか。

「不妊ルーム」は、「不妊治療だけが妊娠に至る道ではない」

をモットーに妊娠に取り組んできましたので、

そうしたことに救いを見いだす人も多かったのだろうと思います。

 

例えばこんな声がありました。

その方は3年半にわたって不妊治療のステップアップ療法を行い、

タイミング法、人工授精、そして体外受精を何回行っても

妊娠に至ることはまったく出来ませんでした。

「私は妊娠というものをしたことがありません」

と言う声は本当に悲痛でした。

 

彼女には今後も体外受精を続けたいという意思がありましたので、

私が信頼できる医療機関に紹介すると、

1度の体外受精で妊娠、そしてお母さんになることができました。

しばらく経って彼女からメールがあり、次のように記されていました。

「私が最初にかかったクリニックと、先生から紹介を受けたクリニックは、

ほんの数キロしか離れていません。

しかしその数キロを埋めるのに3年半の時間を要しました。

しかし先生と知り合うことがなければ、

その距離は永遠に埋まることがなかったと思います」

 

「北風と太陽」というイソップ寓話がありますが、

今回の本では不妊治療を北風に見立て、旅人の「不妊」というマントを、

さんさんと照らす太陽で脱いでもらえる、

そんな本にしたいと私は思っています。

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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