43歳で妊娠された女性の場合は - 東京の不妊治療

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コラム

43歳で妊娠された女性の場合は

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2022年4月18日

「不妊ルーム」で43歳の女性が妊娠されました。

この方の経過は大変興味深いものです。

彼女は当院を訪れる前に、

不妊治療のクリニックで体外受精を経験されていました。

4回採卵するも、移植できたのは1回のみで、

妊娠には至りませんでした。

 

それで相談に見えたわけです。

彼女のお話しを聞いたのちに、

「とりあえず、頭も、心も、身体も休めましょう」とアドバイスしました。

「不妊ルーム」は、自然妊娠と不妊治療の間に位置するベースキャンプです。

リセットを勧めたわけです。

 

ベースキャンプというのは、登山で言えば、

そこから頂上を目指すための基地です。

しかし、天候等が悪くなったり、体調が悪かったりすれば、

戻ってこられるところでもあるのです。

 

それで彼女には、検査を行いながら、「卵巣セラピー」として、

漢方薬を始め、亜鉛製剤のなどを投与していきました。

 

しばらくすると彼女は気力も充実してきたので、

もう一度体外受精に挑戦したいということでした。

それで信頼できる医療機関に紹介状を書いて、

当院と紹介先のコラボでフォローアップを行っていました。

 

しかし残念ながら、体外受精を4回行って、

2回胚移植できたものの、妊娠には至りませんでした。

医師からは、「良好な卵が採れる可能性が低いです」と告げられました。

 

しばらくして、彼女は、「不妊治療はもうけっこうです。

先生のところで今後フォローアップしてください」と申し出られたのです。

 

「不妊ルーム」はベースキャンプですから、

私がフォローアップをすることになりました。

初心に返ってもらい、子宮卵管造影検査なども依頼しました。

亜鉛製剤、サプリメント、漢方薬と、できることはすべておこないました。

 

そして彼女の基礎体温表を見てみると、

高温期が続いているわけです。

実際に尿検査を行ってみると妊娠反応が陽性でした。

胎嚢確認も無事におこなえました。

 

彼女が、「妊娠のことを忘れて、

アンチエイジングのつもりで通っていました」

と言われたのが印象的でした。

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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