多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と金魚鉢 - 東京の不妊治療

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コラム

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と金魚鉢

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2022年12月9日

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)もしばしば見かける病気です。
卵巣のなかで卵子は成熟するのに、
卵巣の外側の膜がかたくて排卵できない、
排卵障害の代表的な病気のひとつです。

この病気をわかりやすく説明しましょう。
金魚鉢をイメージしてください。
金魚鉢が卵巣で、金魚の口からでた泡が卵胞です。
アワは水面に向かって上昇するとともに大きくなり、
水面に達するとはじけて消えます。

それが多嚢胞性卵巣症候群では、アワがでても、
水面に油の膜(じっさいには卵巣の表面の膜がかたい)があって、
外に飛び出すことができないのです。
このため、多嚢胞性卵巣症候群の患者さんに超音波検査を行うと、
卵巣のなかにポカリと抜けた丸い空洞(卵胞)が
たくさん並んでいるのを観察できます。
婦人科医はこれをネクレスサインと呼んでいます。

からだはなんとか排卵させようとして、
排卵をうながす黄体化ホルモン(LH)を常時多量に分泌します。
そのため、多嚢胞性卵巣症候群ではLHの値が高値を示します。
基礎体温の乱れ、月経不順がみられます。
したがって排卵が不規則で、まったくない人もいます。

治療には注射の排卵誘発剤がよく使われます。
しかし、排卵誘発剤を投与すると、
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が
通常より発症しやすく注意が必要です。

「不妊ルーム」では、漢方薬単独、
あるいは、クロミッド+漢方薬で妊娠される方が多いです。

そのほかに多嚢胞性卵巣(PCOS)ついてのコラムもおまとめしておりますので、是非参考になさってくださいませ。

多嚢胞性卵巣(PCOS)と糖尿病の薬

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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