卵巣セラピー(9)多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と卵巣セラピー - 東京の不妊治療

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コラム

卵巣セラピー(9)多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と卵巣セラピー

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2022年2月14日

排卵障害の代表的な病気に、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)があります。

この病気は、卵巣の中で卵は育つのですが、

卵巣の外側を包んでいる膜が固いために、排卵しづらいという病気です。

 

とてもよく見られる病気で、私は若い女性が妊活につまずいて、

月経不順があれば、まず多嚢胞性卵巣症候群を疑います。

 

この病気は、不妊クリニックに通えば、まず間違いなく、

hCGという注射をおこない、排卵を促すと思います。

 

hCGは、卵巣に直接はたらく強い注射です。

確かにこれで妊娠する場合もあるのですが、

排卵しづらい方に、排卵を促す注射を行うわけですから、

副作用として、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が出現しやすくなります。

 

卵巣過剰刺激症候群は、卵巣が腫れる病気ですが、

軽い場合は安静で良くなりますが、腹水が溜まって、

入院が必要とされることもしばしばです。

 

「不妊ルーム」では、卵巣セラピーを行っていますので、

多嚢胞性卵巣症候群の方には、まず排卵を促すウンケイトウという漢方薬と、

ビタミン Dサプリメントを服用してもらい様子を見ます。

それで排卵が見られなければ、クロミッドという

不妊診療で最もよく使われている排卵誘発剤を併用します。

 

この治療法で妊娠に至る方はとても多いのです。

注射を行うやり方に比べれば、とてもマイルドな治療ですので、

副作用の出現などもほとんど見られません。

 

”卵巣をいたわることが真の妊活”、これが「不妊ルーム」の信条です。

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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