卵巣セラピー(15)「ビタミンDはダイヤモンド」 - 東京の不妊治療

img img
Home

>

コラム

卵巣セラピー(15)「ビタミンDはダイヤモンド」

clock

2022年3月28日

ビタミンDは、女性にとってダイヤモンド・ビタミン

というお話しをしたいと思います。

 

ビタミンDが重要なのは、日本人のほとんどが不足しているからです。

日本内分泌学会の基準によれば、

「20ng/mL以下が不足」

「21〜29が不十分」なのですが、

両方合わせると、9割の日本人女性が該当します。

 

ではなぜビタミンDが不足するのでしょうか?

ビタミンDは20%が食物から摂取されますが、

残りの80%は、体内で合成されます。

どこで合成されるのかというと、皮膚で合成されるのです。

 

ところが日本人、とりわけ女性は日よけに熱心ですから、

日焼け止めクリームを塗ったり、

肌を被ったりして、日光を避けようとします。

ビタミンDの皮膚での合成には、太陽の光が欠かせないのです。

そうです。ビタミンDは光合成ビタミンなのです。

 

ビタミンDは生殖機能に重要な役割を果たすビタミンです。

体外受精に関する研究では、

血中ビタミンD 濃度が20 ng/mL以下の群ではそれ以上の群に比べて、

妊娠率が低く、ビタミンDは体外受精での妊娠率を上昇させたり、

直接子宮内膜に作用して着床率を上昇させる可能性が指摘されています。

 

興味深い報告として、ビタミンDと

AMH(抗ミューラー管ホルモン)との関連があります。

40歳以上の女性では、ビタミンDが卵巣機能の維持に

何らかの役割を果たしている可能性があるのです。

ですから、AMHの低い女性は、ビタミンD製剤の摂取により、

AMH値の改善、ひいては妊娠率が向上する可能性があります。

 

またビタミンD不足は、妊活のみならず、

更年期以降に女性は骨量が急速に減少してきますので、

骨粗しょう症の原因にもなります。

いまのうちからビタミンDをストックしておくことは重要です。

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

KEY WORD

この記事に関連するキーワード

  • カウンセリング
  • 無料相談フォーム
  • お問合せはお気軽にどうぞ
  • 妊活コラム
≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


≪アクセスMAP≫

こまえクリニック 地図
クリックで拡大します

〒201-0014
東京都狛江市東和泉1-31-27
小田急線狛江駅南口徒歩2分
電話:03-3430-1181

≪診療受付時間のご案内≫
■診療受付時間
月・火・金
午前9:00~12:20
午後4:00~6:50
木曜
午前9:00~12:20
午後6:00~8:50
土曜
午前9:00~12:20
日曜
午前10:00~12:50
(第2・第4)
■休診日
水曜・日曜(第1・3・5)
・祝祭日