不妊の原因となる病気(黄体機能不全) - 東京の不妊治療

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コラム

不妊の原因となる病気(黄体機能不全)

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2021年11月16日

不妊の原因となる病気
 

不妊の原因となる病気には主に以下のようなものがあります。
 
・黄体機能不全
・子宮内膜症
・子宮筋腫
・高プロラクチン血症
・多のう胞性卵巣症候群(PCOS)
・機能性不妊(原因不明不妊)

 
まず今日は黄体機能不全からお話します。黄体機能不全は不妊に方によく見られる病気です。ところで、黄体とはどのようなものでしょうか? 卵巣のなかで成熟した卵胞は、LHサージ(黄体形成ホルモンの急上昇)の刺激によって破れ、卵子が飛び出すことが排卵ですが、卵胞は残ります。そのとき残った卵胞が変化したものが黄体です。黄体は黄体ホルモンを分泌し、女性の体温を上昇させ、妊娠しやすい子宮内環境をつくります。

 
黄体化ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)について

 
黄体機能不全とは、黄体から分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)が、十分に機能していない状態をいいます。黄体ホルモンは、体温を上昇させ、妊娠を継続させるホルモンなので、十分でなければ、高温期(黄体期)が短くなり、生理周期も短縮してしまいます。そのため、基礎体温表をつけていれば、黄体機能不全ではないかと自分でも疑いを持つことができるのです。

 
これまで黄体機能不全の治療は、黄体ホルモンを飲み薬や注射で補ってきましたが、最近になり黄体機能不全に対する考え方が変化してきました。黄体機能不全は、「排卵障害を反映している」と考えられるようになってきたのです。

 
すなわち、排卵した後の卵胞は黄体に変化し、そこから黄体ホルモンが分泌されます。黄体ホルモンの分泌が十分でないと、黄体機能不全となるのですが、「排卵がうまくいかないため、黄体形成が十分ではなくなる」と考えられるようになってきたのです。すなわち、排卵障害と黄体機能不全は、コインの表と裏の関係にあるというわけです。

 
したがって黄体機能不全の治療は、排卵誘発剤によって排卵を促進させるのが一般的になってきています。排卵誘発剤の投与により妊娠することもしばしばあります。

 
次回は「子宮内膜症」についてお話します。

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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