不妊の原因はほぼ男女平等 - 東京の不妊治療

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コラム

不妊の原因はほぼ男女平等

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2022年2月15日

なぜ女性ばかりが検査を受けるのか?

 

不妊に悩んでいるカップルが100組いるとすると、

その原因は約40カップル強が女性、40カップル弱が男性、

残りの20カップルが夫婦両方(もしくは原因が分からない)、

という比率に分けられると思います。

 

これを聞いて、男性因子の多さに驚いた方もいるかもしれません。

子どもができない原因のすべてが女性にあると思われていましたが、

実はすでに過去のものなのです。

 

女性の場合、子宮の状態、卵巣の機能、卵管は通っているか、

女性ホルモンのバランスなど、検査内容は多岐にわたります。

そして、それらの検査をすべてやったとしても、

10〜30%は「機能性不妊」という名の、

原因不明不妊という結果で終わるのが現実です。

 

一方男性は、一回の精液検査を行なって異常がなければ、

それで「異常なし」ということになります。

あっけなく、結果もすぐに分かります。

この検査をいやがる男性の心理は理解できますが、

不妊の原因が自分にあるとわかることが辛いのは、

男女とも変わりはありません。。

原因を持っている確率が五分五分に近いのであれば、

女性だけではなく男性の検査もとても重要だと思います。

 

不妊治療に入ろうとしている女性には、

「赤ちゃんが欲しい」と考え始めてから、

不妊治療の入り口までの距離をなるべく長く取ってほしいとの思いがあります。

女性にとって不妊治療は精神的にも肉体的にもストレスが多くかかります。

不妊治療が必要ではない人はたくさんいるはずです。

不必要な苦痛を味わい、本来自分たちが持っている

「妊娠力」を低下させてしまうことには注意してほしいと思います。

 

 

男性にもストレスの影響がある

 

私のクリニックでの精液検査の経験でも、

男性が仕事量が多いとき、ストレスが強いとき、

精子数や運動率は低下しているという傾向があります。

 

あるお役所の子どもには10月生まれが多いという話をご存知でしょうか?

理由は単純で、その機関で働く人にとって、秋口から年末に向かうにつれて、

大変な忙しさですが、年が明ければガラリと一転余裕ができて、

精神的、肉体的、時間的余裕が生まれるからです。

そうして訪れた平和とリラックスした精神状態においては、

セックスの回数が増えてもおかしくないでしょう。

リラックスできたことにより、精子の数も増えたのではないかと私は思っています。

 

ストレスが妊娠力を低下させるのは、女性だけでなく、男性にも当てはまること。

不妊の原因はここでも男女平等なのです。

 

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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