受け止めてもらえるだけで癒される - 東京の不妊治療

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コラム

受け止めてもらえるだけで癒される

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2022年4月22日

自分の思いは誰かに話そう

 

私のパソコンにはたくさんのメールが送られてきます。

携帯からのメールの場合、表示画面が小さく、

字数制限もありますから、短い文章になります。

その分、感情が非常にストレートに表現されています。

 

「妊娠しません。アドバイスお願いします」

 

これは私が受け取った最も短いメールです。

余分な言葉がなく、思いがひしひしと伝わってきます。

 

一方、パソコンからのメールは、長いものも多く、

最終的に最後まで読み進めると、

「読んでいただいてありがとうございました。」と

特に質問もなく終わったりします。

人間というのは、聞いてもらえるだけで癒されるのですね。

 

 

「聞いてもらうだけ」じゃダメ?

 

どんなに仲のいい夫婦でも、孤独感にかられるときはあります。

人間は、話を聞いてもらえさえすればいいというものではありません。

お互いがお互いの思いをぶつけあうのは、キャッチボールとは言えません。

また、いくらキャッチボールを続けたところで、

ふたりの想いが寄り添わなければ、やはりそれは孤独なのです。

 

■主人は私の話をとてもよく聞いてくれます。

しかし聞いてもらうだけではだめなんです。

一緒に同じように考えてほしい。

答えを聞かせてほしいと思ってしまうのです。

 

主人には仕事や生活こそ人生の土台と感じられるようで、

結婚してからは特に“一人前になること”に一生懸命です。

私にとっては“母になること”が夢なのですが、

主人は「それはいつか叶うこと、他に何か仕事や、

やりたいことがあればやってみれば」と言うのです。

 

主人に話を聞いてもらうだけでは癒されない。

主人の「大丈夫、40歳過ぎて妊娠した人も沢山いるよ」

という言葉も素直に受け取れません。

「まったく、人ごとみたいに」と感じるのです。

 

あなたたちは、ちゃんと話し合っていますか?

「話し合う」とは、お互いに気持ちを述べ合うことではありません。

むしろ、相手の話を聞き合うことなのだと思います。

 

このメールの方は、ご主人の気持ちを分かっているようです。

でも彼女はその気持ちに「ありがとう」を伝えたのでしょうか。

「私の気持ちはどうなるの?」と言いたいのは山々ですが、

まずは、あなたが相手の気持ちを受け止めてみましょう。

人は自分を誰かに受け止めてもらえると、

自分も誰かを受け止めることができるようになるのですから。

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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