【書籍試し読み】35歳からの妊娠スタイル(5)

35歳からの妊娠スタイル

不妊ルームの院長が執筆いたしました書籍「35歳からの妊娠スタイル」の内容の一部をご紹介いたします。

 

妊娠を呼び込む
「3つの法則」とは?

●精子と卵子の出会う確率をより高める方法

いまから十数年前、私は『妊娠レッスン』という本を出版しました。それまで、赤ちゃんができないと不妊治療しかないと思い込んでいたカップルに、〝不妊治療だけが妊娠に至る道ではない〟という強いメッセージとともに、より妊娠に近づくための3つの方法を提示し、多くの方の支持をいただきました。また実際に、読者から「妊娠しました!」というお手紙やメールが、私のもとに数多く届きました。

3つの法則とは、

1・基礎体温表をつける 

2・排卵日検査薬を併用する 

3・排卵日前後にセックスの回数を増やす 

というシンプルなものです。

この3つを有機的に結びつけることによって、精子と卵子の出会う確率を高め、妊娠にグンと近づくことができるのです。

当院の「不妊ルーム」では、医療機関として漢方薬を処方したり、飲み薬の排卵誘発剤などを使うこともありますが、基本的に行っているのはこの〝3つの法則〟です。3つの法則を実践することによって、体外受精や人工授精などの不妊治療を行っても妊娠できなかった方が、数多く妊娠されています。

もちろんこの3つの法則によって、すべての方が妊娠できるわけではありません。しかし、妊娠を阻害する明らかな因子がなければ、不妊に悩む多くのカップルがこの「3つの法則」で妊娠できる可能性がある私は思います。そこであらためて本書でも触れておきたいと思います。35歳からの妊娠戦略においても、3つ法則を主軸に考えることは、おすすめできる方法です。
それでは、3つの法則を具体的にご紹介しましょう。

1・基礎体温表をつけ、からだの状態を把握する

基礎体温表は、妊娠を望む女性にとって、何よりも有効なツールであることを強調しておきたいと思います。基礎体温表を2~3か月つけていると、女性の体調を鏡のように映し出し、排卵の状況をつかむことができます。あなたの体の状態をつかみやすくなるでしょう。また、基礎体温を測る体温計は、正確に測れる婦人体温計を使い、舌下で測定します。

2・基礎体温表と排卵日検査薬によって排卵日を予測

排卵日検査薬は、排卵日が近づくと上昇するホルモン「LH(黄体形成ホルモン)」に反応して排卵日を予測するもので、排卵日検査薬が陽性(+)になったら16~24時間後に排卵が起こると予測されます。

(~中略~)

こうしたことを2、3月続けていくと、妊娠を呼び込むタイミングというものがわかってくると思います。

3・排卵日前後になるべく多くセックスをする

排卵日検査薬が-+-と変わるあたり、すなわち排卵日前後にセックスの回数を増やすことが、妊娠の可能性は高まります。排卵前後のセックスの回数を増やすということは、精子と卵子が巡り会う機会が増えることを意味しているからです。

不妊治療の医師の中には「セックスの回数が多すぎると精子が薄くなってしまう」などという指摘をする人がいますが、これはまったく正しいことではありません。何よりも、排卵があったときに、そこに精子が存在しないことには、妊娠ということがありえないのです。

3つの法則についてお話してきましたが、どのような感想を持たれたでしょうか。不妊治療においても、排卵日に合わせてセックスをする「タイミング法」は、不妊治療のファーストステップとして行われています。病院で卵胞チェックを受け、排卵日を医師が予測してセックスの日を指定されます。

いっぽう、3つの法則では自分たちで排卵日を予測し、セックスをします。「夫婦ふたりが自分たちの意思で行う」…これはとても重要なことなのです。自分たちがイニシアチブを持つことでよりポジティブな気持ちになりますし、なによりストレスやプレッシャーが大幅に軽くなります。

女性の年齢にもよりますが、半年程度自分たちのタイミング法を行って妊娠に至らなければ、不妊治療の医療機関のドアをノックしても遅くはないと思います。

Lesson・5
ふたりで行うタイミング法が、妊娠の可能性を高める

 

 

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