【書籍試し読み】35歳からの妊娠スタイル(13) - 東京の不妊治療

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コラム

【書籍試し読み】35歳からの妊娠スタイル(13)

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2020年2月14日

35歳からの妊娠スタイル

不妊ルームの院長が執筆いたしました書籍「35歳からの妊娠スタイル」の内容の一部をご紹介いたします。

 

AMHという検査の結果を
どうとらえるか

●AMHは、卵巣の中に残されている卵子の〝数〟の指標

不妊治療の現場では、いま「AMH」の三文字が非常に影響力を持つようになってきました。読者の方の中にも、AMHの検査を受けた方がたくさんおられるのではないかと思います。しかし、AMHの測定が行われるようになってきたのは、ごく最近のことです。

AMHとは、「抗ミューラー管ホルモン(Anti-Müllerian hormone」の略なのですが、実をいうとこのホルモン値に関する誤解をときたいということが、私にとって、本書執筆の強い動機づけになっているのです。

このAMH値が何を意味するのか。ごく簡単に言えば「女性の卵巣の中に残されている卵子(原始卵胞)の〝数〟の指標」です。すなわち、AMHの値が低いということは、女性の卵の数が少ない(減ってきている)ということです。 

これは、女性の年齢と相関します。

卵子の数は、年とともに減り続けるわけですから、年齢が高くなるにしたがってAMHの値が低くなるのは当然です。そして繰り返しますが、AMHは卵子の数の指標です。

ところが、最近の不妊治療の現場では、よく「貴女は35歳ですが、あなたの卵巣は40歳前後の状態です。ですから、不妊治療を早く始めましょう」、そして多くの場合、「早く体外受精にエントリーしましょう」という流れが顕著になってきているのです。すなわち、「AMH低値=体外受精への誘導」というパターンができあがりつつあるのです。私はこれを、ゆゆしきことだと思っています。

卵巣の老化を示す値には、FSHやLHなどいくつかありますが、「AMH」は、そうしたもののひとつにすぎないのです。これは、検査結果一般について言えることなのですが、数値をそのまま受け止めてしまうと、袋小路にはまり込んでしまうといった例が少なくありません。たとえば男性はよく、精液検査の数値が悪いことを気にしますが、精子の数や運動率は、男性のコンデション、あるいは仕事の忙しさなどによって大きく左右されることもまた事実なのです。

 

 

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著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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