【書籍試し読み】35歳からの妊娠スタイル(11) - 東京の不妊治療

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コラム

【書籍試し読み】35歳からの妊娠スタイル(11)

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2020年2月4日

35歳からの妊娠スタイル

不妊ルームの院長が執筆いたしました書籍「35歳からの妊娠スタイル」の内容の一部をご紹介いたします。

 

●男性の検査は、基本的に精液検査のみ

まず男性側ですが、セックスが成立するカップルにおいて、男性が行うべき検査は、精液検査のみです。男性が精液を医療機関に提出し、その精液量・精子数・pH(ペーハー)・運動率・奇形率などを調べます。そしてこの検査で異常が認められなければ、男性側は問題なしということになります。

いっぽう、女性側の大切な検査も2つしかありません。1つは基礎体温の周期に合わせて行われる、種々のホルモンチェックです。生理周期に関係なく行っていい検査として、テストステロン(男性ホルモン)と、プロラクチンがあります。プロラクチンは乳汁分泌ホルモンとも呼ばれ、妊娠後期から値が上昇してくるホルモンですが、妊娠してないのに、このホルモンの値が高いと、排卵障害の原因になります。テストステロンが高い場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という、排卵障害の代表的な病気などを疑います。またホルモンチェックではありませんが、クラミジア感染症のチェックをしておくことも大切です。なぜならクラミジアは、卵管閉塞を引き起こすことがあるからです。

つぎに生理中に行う検査とし、先に述べたLH(黄体形成ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)が大切です。

そして基礎体温の高温期の半ばに行われるのが、プロゲステロン(P:黄体ホルモン)とエストラジオール(E2:女性ホルモン)の検査です。この2つのホルモンは、協調して働き、子宮の内膜を受精卵が着床しやすいように環境を整え、妊娠を継続させる働きをするホルモンです。こうした3つのポイントで行われるホルモンチェックで異常がなければ、とりあえず子宮と卵巣は健康であり、受精卵を受け入れやすいということになります。

 

 

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著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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