子宮卵管造影検査のない不妊治療はない!

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コラム

子宮卵管造影検査のない不妊治療はない!

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2022年11月28日

不妊治療における検査の一つに、子宮卵管造影検査があります。
そして私は、子宮卵管造影検査を
たいへん重要な検査と考えています。

この検査は、子宮内部の形の異常と、
卵管の通過性を調べるためのもので、
卵管と卵巣の癒着がないかどうかも調べることができます。
もし、両方の卵管が閉塞していれば、
たとえ人工授精をおこなっても妊娠することはできません。

この検査が重要視されるのには、もうひとつの理由があります。
それは、子宮卵管造影の検査をすることによって、
卵管の詰まりや、多少の癒着などが
解消されることがしばしばあるからです。
実際、この検査のあと6ヶ月間は
妊娠率がアップすることはよく知られており、
検査後3ヵ月は特に妊娠しやすいのです。

しかし、実際にはこの設備のない婦人科の医療機関がとても多いのです。
そのようなところでは、子宮口から通気、あるいは通水をして、
通過性を確認するという診察を行なうのですが、
これでは画像の情報として結果をうることができない上に、
妊娠率の向上という治療的効果も期待できない、というのが現状です。

 

タイトルにもある通り、子宮卵管造影検査があってこそです。

 

こまえクリニックでは小さなことでもご相談いつでもお待ちしております。

お気軽にカウンセリングのご相談をしてくださいませ。

 

著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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