「不妊」と決めつけないで - 東京の不妊治療

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コラム

「不妊」と決めつけないで

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2019年11月8日

不妊治療コラム

はじめに

「不妊」とはどういう状態のことをいうのでしょうか?
「不妊症」とはどのようなものなのでしょうか?

不妊症は、カップルが赤ちゃんを欲しいと思ったとき、はじめて成り立ちます。

また、不妊症には、明確な診断基準があるわけでもありません。例えば糖尿病のような。でも、こんなことばを聞いたことはありませんか?

「通常の夫婦生活をして、1年間妊娠しなければ不妊症」しかしながら、ここでいう“通常の夫婦生活”が意味するものも、そのとらえ方も人それぞれです。

実際、夫婦生活の頻度が月に1回が“通常”であるカップルもいれば、ほとんど毎日が“通常”であるカップルもいます。

ですから、まず大切なことは、赤ちゃんができないからといってすぐに、自分たちを「不妊」と決めつけないことです。

 

不妊の人が必ず不妊治療が必要なわけではない

カップルの5組に1組が不妊に悩んでいるといわれています。ですが、必ず不妊治療が必要なわけではありません。

医学的な理由で高度生殖医療が必要な人は、不妊の方の10組に1組です。

なぜこのようなことを述べるのかというと、不妊治療は大きなストレスをともなうと、私自身も実感してきたからです。また、経験された多くの方が訴えているからなのです。

たとえ男性のほうに原因があったとしても、治療を受けるのは主に女性だからです。時間的、経済的な負担もあります。皮肉なことに、このようなストレスが重なって、「不妊治療不妊」を招いてしまうことも少なくありません。自然妊娠できる可能性があったのに、不妊治療に熱心になるあまり、夫婦生活を行うことが苦痛になってしまうカップルも少なくありません。

これでは何のための治療かわかりません。できることは不妊治療の他にも沢山あります。私はまずそこから始めましょうと言いたいのです。この章ではその具体的な方法を紹介していきますから、ぜひ実践していただきたいと思います。

今は医療の質が問われる時代です。

まずはじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

 

どのくらいの期間、赤ちゃんができなければ不妊なの?

ではどれだけの期間で「不妊」と考えたほうがいいのでしょうか?

先に述べたとおり「通常の夫婦生活を営んで1年間妊娠しない場合は不妊症」というのが、一般的に現在受け入れられている考え方です。1年で不妊というその根拠はどこにあるのでしょうか?

不妊に対してまったく問題のない100組のカップルがいるとします。仮に1周期あたりの妊娠率を25パーセントとすると、最初の1ヵ月で約25組が妊娠することになります。残り75組のうち25パーセントにあたる19組が、つぎの周期で妊娠することになります。残り56組のうち25パーセントにあたる8組が、そのつぎの周期で妊娠することになります。

このように計算していくと、1年後に妊娠しないまま残るカップルはわずか3組になるというわけです。ここから「1年経っても妊娠しなければ不妊」という考え方が出てくるのです。

しかし、これはカップルの双方に不妊に対してなんら問題がない場合の、あくまでもシュミレーションでしかありません。子どもを産みたいと考えたカップルの80パーセントが結婚して1年後に、90パーセントが2年後に妊娠しているといわれますが、夫婦の背景や夫婦生活のとらえ方はは様々です。

「赤ちゃんが欲しいと思ってから1年経って妊娠しなければ不妊」というのは、あくまでひとつの目安にすぎません。1年以上たっても自然に妊娠するカップルもたくさんいることを心にとめておいてください。

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著者:こまえクリニック院長 放生 勲

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≪院長プロフィール≫
こまえクリニック院長 放生 勲

昭和62年3月 弘前大学医学部卒業

都内の病院にて2年間の内科研修

フライブルク大学病院および
マックス=プランク免疫学研究所留学

東京大学大学院医学博士課程修了
(東京大学医学博士)

平成11年5月こまえクリニック開院


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